2009年02月07日
エンジンオイルの基礎知識PartⅡ
おはようございます♪
車検の御予約有難うございます♪
そして、車検有難うございました♪
目指せ!お客様満足度120%!
さて、話は先日のエンジンオイルのお話です♪
オイル交換は自分でやるという方もいると思います♪
巷で売られているエンジンオイルを見れば魅力的なものが多いですね~♪
省燃費車に最適!など、オイルは何を使おうか悩むようなものばかりです。
ここで、オイル選びは何を基準にして選んだらいいの?
っと言う人の為に♪
エンジンオイルに記載されているものでここに注目しましょう♪
良く見るのが10W-30などの数値が記載されているものがあります。
これは何か?
簡単に言えば粘度です(オイルの硬さと理化してもらえればOKです)
10Wとあるのはオイルの低温時の粘度
30とあるのは高温時の粘度でどれくらいなのか?
っと言う意味です。
え~っと・・・数値で表しますが、数値が低いほどサラサラと言う事です。
オイル 粘度 気温
0W 3.8以上 -30℃
5W 3.8以上 -25℃
15W 4.1以上 -20℃
オイル 100℃時粘度
20 5.6~9.3
30 9.3~12.5
(細かい設定や専門的な事は見ても分からないとおもうので省略)
10W-30と0W-20比べてみましょう。
低温時(朝冷えている時)のエンジン始動性は
0W-20が抵抗が少ないのでエンジンが掛かりやすいです。
高温時(通常走行時)も
0W-20が抵抗が少ない事が分かります。
おお~!そうなら0W-20がいいのか~!っと思いますね。
その考え!チョット待った!
オイルが熱い状態でいくら低粘度といっても、キチンとした油膜が確保できるか?
ここが問題です!
温度が高くなればなるほどエンジンオイルは粘度低下を起こします。
オイルの粘度が無くなって水のようにサラサラになれば・・・
潤滑の役目を果たせなくなります。
これを油まく切れと言います。
結局金属と金属がオイルのまくで保護されずこすれ合います。
10W-30と指定あるという事は、通常の走行でオイルの温度が30の9.3~12.5が確保されないと危険と言う事です。
さあ!これは実際の事例をあげますが
10W-30が指定されているエンジンに省燃費車に使う0W-20を使った例です。
エンジン始動は軽く掛かってくれました。
通常走行をしていて数日後・・・
段々エンジンが調子悪くなり見てもらうと・・・
診断結果、エンジンオイルの油まく切れによるエンジン焼きつき・・・結果・・・エンジン載せ換え・・・
中には走行途中にエンジンが止まる事も・・・
さて、今度は0W-20指定のエンジンに10W-30を入れた事例です。(本来は5W-20です)
エンジン始動でいつもよりエンジンのかかりが悪い(重い)感じになりました。
走行していてオイルが温まるまでアクセルを踏んでもなんか重い感じです(軽く回ってくれません)
走って数日、燃料をつめてみると燃費が悪くなっていました。
さらに、なんかエンジンがカタカタ音を立てます。
後日診断すると、エンジンオイルの高粘度が抵抗となってタイミングチェーンが伸びて
バルブなどの開閉タイミングが微妙にズレエンジンが音を立ててしまいました。
結局、エンジンオイルを正規にしても異音は直らず、タイミングチェーン交換になってしまいました。
※このオイルの選択ミスでタイミングチェーンが伸びるというのは日産車に多く出ている症状です。
10W-30や0W-20はメーカーのエンジニアが計算されたもとで出されているものです。
確かにレーシングエンジン等は、エンジンを酷使しますのでもっと高温になっても大丈夫なので
始動時は無視して15W-50などの高温時でもエンジンの油膜が保たれるようにチョイスします。
スタンドや量販店等、専門的な知識の無いアルバイトさん等が
「燃費良く乗るオイルなら0W-20なんかいかがですか? 今の燃費のいい車に使われているオイルですよ♪」
なんて進められるらしいですが、10W-30が指定の車には絶対使わないでください!
あるメーカーでも、5W-20のオイル指定に0W-20のオイルは使用しないでください!
エンジンの焼きつきの原因となり危険です!
っと言っています。
0W-20と5W-20で高温時に同じと思われるようですが
実際は添加物などで微妙に粘度が違います
20の粘度は5.6~9.3ですが
極端に言えば高温時に0W-20は5.6付近で、5W-20は9.3付近と思えばこの差が分かると思います。
間違ったオイルチョイスでエンジンに与えるダメージは大きなものです。
うたい文句に惑わされずキチンとした知識を持っていないと良かれと思った事が裏目に出ます。
っと言う事で、本日も勢力的にがんばりま~す
車検の御予約有難うございます♪
そして、車検有難うございました♪
目指せ!お客様満足度120%!
さて、話は先日のエンジンオイルのお話です♪
オイル交換は自分でやるという方もいると思います♪
巷で売られているエンジンオイルを見れば魅力的なものが多いですね~♪
省燃費車に最適!など、オイルは何を使おうか悩むようなものばかりです。
ここで、オイル選びは何を基準にして選んだらいいの?
っと言う人の為に♪
エンジンオイルに記載されているものでここに注目しましょう♪
良く見るのが10W-30などの数値が記載されているものがあります。
これは何か?
簡単に言えば粘度です(オイルの硬さと理化してもらえればOKです)
10Wとあるのはオイルの低温時の粘度
30とあるのは高温時の粘度でどれくらいなのか?
っと言う意味です。
え~っと・・・数値で表しますが、数値が低いほどサラサラと言う事です。
オイル 粘度 気温
0W 3.8以上 -30℃
5W 3.8以上 -25℃
15W 4.1以上 -20℃
オイル 100℃時粘度
20 5.6~9.3
30 9.3~12.5
(細かい設定や専門的な事は見ても分からないとおもうので省略)
10W-30と0W-20比べてみましょう。
低温時(朝冷えている時)のエンジン始動性は
0W-20が抵抗が少ないのでエンジンが掛かりやすいです。
高温時(通常走行時)も
0W-20が抵抗が少ない事が分かります。
おお~!そうなら0W-20がいいのか~!っと思いますね。
その考え!チョット待った!
オイルが熱い状態でいくら低粘度といっても、キチンとした油膜が確保できるか?
ここが問題です!
温度が高くなればなるほどエンジンオイルは粘度低下を起こします。
オイルの粘度が無くなって水のようにサラサラになれば・・・
潤滑の役目を果たせなくなります。
これを油まく切れと言います。
結局金属と金属がオイルのまくで保護されずこすれ合います。
10W-30と指定あるという事は、通常の走行でオイルの温度が30の9.3~12.5が確保されないと危険と言う事です。
さあ!これは実際の事例をあげますが
10W-30が指定されているエンジンに省燃費車に使う0W-20を使った例です。
エンジン始動は軽く掛かってくれました。
通常走行をしていて数日後・・・
段々エンジンが調子悪くなり見てもらうと・・・
診断結果、エンジンオイルの油まく切れによるエンジン焼きつき・・・結果・・・エンジン載せ換え・・・
中には走行途中にエンジンが止まる事も・・・
さて、今度は0W-20指定のエンジンに10W-30を入れた事例です。(本来は5W-20です)
エンジン始動でいつもよりエンジンのかかりが悪い(重い)感じになりました。
走行していてオイルが温まるまでアクセルを踏んでもなんか重い感じです(軽く回ってくれません)
走って数日、燃料をつめてみると燃費が悪くなっていました。
さらに、なんかエンジンがカタカタ音を立てます。
後日診断すると、エンジンオイルの高粘度が抵抗となってタイミングチェーンが伸びて
バルブなどの開閉タイミングが微妙にズレエンジンが音を立ててしまいました。
結局、エンジンオイルを正規にしても異音は直らず、タイミングチェーン交換になってしまいました。
※このオイルの選択ミスでタイミングチェーンが伸びるというのは日産車に多く出ている症状です。
10W-30や0W-20はメーカーのエンジニアが計算されたもとで出されているものです。
確かにレーシングエンジン等は、エンジンを酷使しますのでもっと高温になっても大丈夫なので
始動時は無視して15W-50などの高温時でもエンジンの油膜が保たれるようにチョイスします。
スタンドや量販店等、専門的な知識の無いアルバイトさん等が
「燃費良く乗るオイルなら0W-20なんかいかがですか? 今の燃費のいい車に使われているオイルですよ♪」
なんて進められるらしいですが、10W-30が指定の車には絶対使わないでください!
あるメーカーでも、5W-20のオイル指定に0W-20のオイルは使用しないでください!
エンジンの焼きつきの原因となり危険です!
っと言っています。
0W-20と5W-20で高温時に同じと思われるようですが
実際は添加物などで微妙に粘度が違います
20の粘度は5.6~9.3ですが
極端に言えば高温時に0W-20は5.6付近で、5W-20は9.3付近と思えばこの差が分かると思います。
間違ったオイルチョイスでエンジンに与えるダメージは大きなものです。
うたい文句に惑わされずキチンとした知識を持っていないと良かれと思った事が裏目に出ます。
っと言う事で、本日も勢力的にがんばりま~す