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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2009年02月02日

車検について その2

おはようございます♪

車検を受けるにあたって当店では、預かってから何をするのか?
皆さん、ここが知りたい所だと思います♪


車検で預かって一番最初にするのは
下回り洗浄です♪
ボディーをさっと洗ってから下回りの泥などの汚れを洗浄します。
フェンダーやブレーキ周辺をはじめ、シャシー等の汚れを落とします。

それから車両の灯火周りを点検します。
ライトやウインカーが正常に作動するか?
インパネのシートベルトやサイドブレーキの警告灯がキチンと点灯するか?
ライト等のの取り付けや割れがないかを確認します。
ドアの取り付け状態や開閉の点検、シートベルトがキチンと人数分付いているか?
発炎筒の期限は大丈夫なのか?シートなどの取り付け状態は?
ハンドルのガタは?等、室内の点検をします。

そしてジャッキアップしてタイヤを外します。

ボンネットを開けてエンジン周りの点検を始めます。

電気テスターを用いてバッテリーの電圧や充電器などを調べます。
専用のバッテリー液比重計を使ってバッテリーの全てのセル比重を点検します。
この時、バッテリー液の量も一緒に確認します。

ラジエーターの漏れなど、冷却系の点検を行います。
汚れや、凍結温度を測定します。
エンジン周りからの冷却水の漏れも点検します。

エンジンのベルト類の点検を行います。

エンジンオイルの汚れや量を点検します。
エンジンオイルの漏れなどを点検します。

AT車の場合ATオイルの点検を行います。
マニュアルの場合もオイルの点検をします。

ブレーキ液の劣化をテスターを用いて点検します。

エアクリーナーの汚れを点検又は清掃します。

スパークプラグの点検をします。


その次に下回りの点検になります。
各種オイル漏れの点検
駆動系のガタやブーツの劣化や損傷
足回りなどリンク部のガタや損傷を点検します。

ブレーキ系のパイプやホースの状態を点検します。
ブレーキの残量を確認します。

細かい作業は省略していますが
これらを点検し車検に合格できるか判断し
駄目な場合はお客様に連絡を入れます。
車検は通るけど、次回の車検まで持たないであろうと思われるものも連絡を入れます。
今回やらなくていいや、っと言われたものに関しては
車検完了時に当店で発行するアドバイスシートに記載します。
対処の必要なレベル順で色分けなどで記入します。

これらが終わり、車検にいける段階で車両をテスターで測定する為に専門の所へ持って行きます。
ここでは、車検場と同じテスターを使って
ブレーキの制動力(4輪+サイドブレーキ)
サイドスリップ(タイヤのトーイン・トーアウト)
スピードテスト(表示されているスピードと実際のスピードの誤差を見ます)
ライトの光軸調整と明るさを測ります。
排気ガスの大気汚染度を測定します。

何故、これを実施するのか?
車検の検査場では〇又は×だけの表示しか出ません。
いったいブレーキの制動力がどのくらい?っと思っても分かりません。
ライトの明るさは?排ガスの濃さは?
ギリギリなのか?余裕があるのか?
〇と×だけで判断されても、キチンとした数値で見たいと思います。

これが、あれば後で何かあったとしても
数値を見れば前回の数値を今回の数値で誤差を見つけることもできますし
参考にもなります。

ただ単に合格・不合格ではなく
的確な数値があると無いのとでは大きな違いです。

これらの肯定を経て車検場へ行くわけです♪

距離を走っていない走っている関係なく私はキチンと点検させていただきます。
これが最終的にお客様への安心に繋がります。

私は45分で車検を終わらせるなんて事できません。
ただ単に私の要領が悪いのかも知れませんが・・・(゚∀゚;

お客様に車をお返しする時に、的確なアドバイスを添えて出したいと思います♪
お客様の大切な車だからこそ、自分の車以上に神経を使って安心して安全な車にしてあげたいんです♪
  


Posted by キョン at 11:37Comments(0)車検