2010年01月08日

効く!オートマオイル交換

どうも♪年末から新年にかけて暴飲暴食による栄養を蓄えすぎたキョンでふ(゚∀゚;
え~これより蓄えたエネルギーを消費させるためにダイエットなんてものを・・・したいな~なんて・・・(結局、毎日明日からだろう!)

さて、本日は昨日UPする予定だった話題のオートマチックフルード(以降ATF記載でいきます)でございます。
ATFと言えば、エンジンオイル同様に劣化していく液体であって
オートマ車の動力伝達やパワステのオイルとして使われているものです。
良くあちらこちらでATF交換等ののぼりが立ってますね♪
この事を言います♪

当店にあるATFはWakosのHyper-S(ハイパーS)というATFです。
ワコーズにはATFが数種類ありますが、何故当店がHyper-Sにしたのか?
この理由は簡単♪
お得で対費用効果が一番だからです(゚∀゚)b
高いお金払って効いたのか効いてないのか分からないのでは・・・ですね。

効く!オートマオイル交換
当店のATF交換は他と違う方法で交換します。
多くの所で採用している交換方法と言えば、ATのレベルゲージに専用チューブを差し込んで
機械が自動で抜いては入れて古いオイルと混ぜて抜いては入れて古いオイルと混ぜて行う人工透析方式をしています。
メリットは簡単!デメリットは大量のATFを使用する事と交換量の正確性がイマイチ・・・
機械が自動で行うわけですから、交換中は機械から離れていてもOKで楽チンです♪
しかし!本当に綺麗になるのか?
全容量7リットルの車に対して10リットル以上使わないと綺麗にならない・・・
しかも!一度混ぜたオイルを再度抜くので新油も一緒に捨てている事になります。
更に大きな落とし穴が!
ATF充填のホースと抜き取りのホースは同じなので機械からホース末端までの間にあるオイル100cc以上が行ったり来たりする事で無駄になります。
どういうことか?説明すると・・・
最初に抜取りで300cc抜いたとしますホース内部に100cc残っていたとすると
新油300cc入れます。100cc古いオイルが入っていき200cc新油が入ります。ホースに100cc新油が残っています。
次に300cc抜き取ります。すると最初の新油100ccが抜き取られ200ccの古いオイルが抜き取られます。
次に300cc新油が入ります。すると100cc古いオイルが入っていき200cc新しいオイルが入っていきます・・・
あれ?ここで変だと気がついた人♪
そうです。人工透析は抜取りの度にATに入らなかった新油を抜いて
注入の際は古いオイルを戻しているんです・・・
結構、無駄が多いのです・・・・
更に抜く途中で気泡が入ったりした場合正確な抜き取り量を判定できているのかも疑わしい・・・

さて、良く耳にするATF交換したらATが壊れた・・・
ディーラーでやっても壊れる・・・
う~ん・・・この原因ですが、何でか?ATがビックリして壊れるとか色々聞きますが原因がイマイチ分からない・・・
はい!キョンは勉強しました(゚∀゚)v

<ATF交換で壊れる原因>
ATを壊す最も多い原因がATFの液量の計り方の間違い・・・機械で人工透析しても最終的にはキチンとチェックしないといけません。
チェックしたけど・・・っと思う方もいると思いますが、正規の計測方法でやったのか?
ATは構造が各社違っていたり、車種毎にレベルゲージでの計測方法が違います。
同じメーカーだから計測が同じとは限りません!

通常、エンジンオイルはエンジン停止時にレベルゲージで確認しますが
ATはエンジン停止時に計測するものもあれば、エンジンがかかっている時に計測するものもあり
また、計測時のシフトがPだったりNレンジだったりと色々あるんです。
エンジンをかけてからファンが2回作動してエンジン停止してからエンジン止めて60秒~90秒以内に計測という車種もあります。

ただ単に人工透析したから大丈夫!とか、ATFが冷えている段階でホットの場所までオイル入れたりすれば
実際入り過ぎになります。
ATFは特性上、熱膨張率が激しいです。だからクールの部分とホットの部分の2箇所計測するマークがあるのですが
多くの車はクールで計測しても必ずエンジンを温めてホットの部分で再度計測すること!っとなっています。

更に、人工透析方式でオイル交換する時にオイルパンに当たるまでホースを入れて交換するところが多いと思いますが・・・オイルパン底面にはATのスラッジ(鉄粉)等が沈殿しています。
走行距離が多ければ多いほど溜まっています・・・
この沈殿した鉄粉をホース先端で抜いたり入れたりすると・・・お分かりできますね。
沈殿していた鉄粉が舞うんです。この舞っている状態でエンジンをかけてATを動かすと各バルブに損傷を与えたりしてATが不調になります。

油圧のバルブ付近にスラッジが固着したのが、新油を入れた事により洗い流され油圧が確保できずATの調子を崩す・・・
ATは油圧制御ですので油圧ラインに異常を来たすと大変です。

これは、約4万キロ走行のATドレンから抜いた時にドレンの磁石についてきた鉄粉です。
効く!オートマオイル交換
これらをふまえてATF交換をする事で、ATF交換後のAT壊れちゃった・・・っというリスクを低減できます。

では、実際当店のATF交換ってどうなの?っと言う貴方!(誰も言ってないって・・・)
当店の交換方法を公開します!
当店のATF交換方法は、エンジンオイル同様に直接ATオイルパンのドレンから抜き取ります。
効く!オートマオイル交換
抜けたオイルと同じ量を専用のポンプを使いまして静かに入れていきます。
この後、正規の油量を確認して終了!

何故これができるのか?
答えは、当店のATFはHyper-Sだからです!(それだけじゃ分かんね~って!)
Hyper-Sの特徴は、他のATFと違い高い動力伝達能力を持っています。
それに加えて滑らかなシフトチェンジを可能にします。
更に、古いオイルに混ぜても十分性能を発揮できるだけの能力を持っています。
言ってしまえば、人工透析型でやるにはもったいなさ過ぎるオイルです。

あるお客様の例を取ってみます。
人工透析型のオイル交換、純正ATF使用で2万位かかりまして
交換後・・・何が変わったのか・・・分からない・・・
その後、当店でオイル交換をし使ったオイル量は3リットル
Hyper-Sは交換工賃込みで1リットル¥2,500ですので総額¥7,500
交換後、フィーリングがよくなった!っと違う!を体感されました♪

実際どの様に違うのか?っと言いますと。
①普通のATなら、シフトチェンジのタイミングが滑らかになりシフトチェンジにかかる時間が短くなった(チェンジに1秒かかっていたものが0.5秒位に短縮された)
②CVTなら、スタート時2000回転でスピードが上がっていったものが1500回転で上がるようになった。
③クリープ(アイドリングでアクセル踏まなくても前に進む車)のある車なら、今までならクリープで登れなかった角度を登れた。
④ダイレクト感がでた事でHyper-Sに慣れてから、同じ車両の一般的なATF使用車に乗るとATが滑っている感じがする。
⑤燃費が良くなった♪
⑥1リットル当たりは他のATFより高いが、総額で安い!又は同額に近い。
という感じです。

一応!当店の代車(ワゴンR)にはこのATFが入っておりますので体感できます♪

さて、Hyper-Sですが、どの様な車に使用できるのか?
え~多くの車種があるので当店に一度問い合わせしていただくと答えが出せます。
ザックリ言ってしまえば、特殊なAT以外は対応しています♪
ここで注意を!
メーカーより指示がありましたのは、ATF初めての交換(新車から)4万~5万キロ走行以内であればOK!
初回がこれを超えていた場合、もしかしたらATF交換にATが不調になるかもしれないリスクをお客様が理解して交換して欲しいとの事です。
更に、リスク低減の為に当店では5万キロ以上走行の車に関してはオイルパンを一度剥がしてオイルパンを清掃し再度取り付ける作業を進めています。最近ではオイルパンの無い車両もありますが、その場合はできません・・・
ATが壊れる・・・これは10~20台に一台という確立だそうです。
一応、代車のワゴンRは14万キロ走行で初めてのATF交換をやりましたが元気です(゚∀゚)v

本日もバリバリ営業してま~す♪

さて!気になるお値段は・・・!(さっきから金額書いてあるじゃんか!)
1リットル 工賃込み¥2500です!

Completeはここです♪


車のお医者さん「コンプリート」
〒997-0013
山形県鶴岡市道形町47-1
   クロネコヤマト宝田店さん 斜め向かい 
      庄内旬味 悦波の真裏

電話0235-23-1041(兄さんヒトヨイ)←ベタすぎな番号・・・
携帯090-2992-8570
メールcmcomplete@mail.goo.ne.jp
定休日 毎週土曜日(仕事入ったらやります)
営業時間 9:00~終わるまで 仕事帰りのお客様等電話もらえば22時でも何時でもいます♪



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Posted by キョン at 13:20│Comments(7)メンテナンス
この記事へのコメント
ご無沙汰です。最近更新多いので楽しんでます。先日行った時も話しましたが、やはりあのワゴンRはほんとに変速ショックもなかったので驚きました。ATFは重要ですね。
自分のエルグラATFどのくらい入りそうですか?資金難なもので・・。カスタムするのもいいですがやはり基本的なオイル等にお金をかける方が優先ですね。
Posted by erugura at 2010年01月08日 19:03
eruguraさん♪
毎度どうもです♪
体感されて違いを理解していただき有難うございます♪
さて、eruguraさんのATF交換ですが
全容量10.3リットルです。
しかし、全容量抜けるわけではないので・・・
何リットルがオイルパンから抜けてくるのか・・・
大体、1/3前後と言われていますが実際に抜いてみないと分かりません・・・m(__)m
例に取ってみると
フィットGE8は全容量6.55リットルに対して
オイルパンからは3.1リットルでした。
チョット、ディーラーさんに問い合わせてみます♪
Posted by キョンキョン at 2010年01月10日 10:13
突然、失礼いたします、偶然こちらのサイトにたどりつきました。
ヴィッツ車のオートマオイル交換はいくらかかるのでしょうか?宜しくお願い致します。
Posted by さくら at 2010年02月10日 10:59
さくらさん♪
コメントが大変遅れて申し訳ありません(><;
ヴィッツですね♪
Wakosからの資料を見てみると
ATFタイプ

車両型式 KSP90 SCP90 NCP91 SCP13
CVTフルードTC
Hyper-S適合
※交換方法に関しての注意点
2004年8月以降レベルゲージ廃止になり交換に特殊工具を必要とする。

車両型式 NCP95 SCP10 NCP10 NCP15 NCP13
A/TオートフルードタイプTⅣ
Hyper-S適合

車種によりATFの量が違います
最大で6.8リットルとデータは出ていますが
実際はオイルパンから抜ける量で決まります。
大体の車種は全容量の30%~50%ですので約3リットル前後の使用となると思います♪
オートマオイルは交換工賃含む1リットル¥2500ですので概算ですが7500円~1万円位だと思います

コメントを中々返す事ができずすみませんでしたm(__)m
Posted by キョン at 2010年02月19日 09:00
ありがとう御座いました、
NCP10タイプのようです、
そろそろ2万キロになります

1万円以内には収まりそうですね。
Posted by さくら at 2010年03月03日 17:49
さくらさん♪
だいぶだいぶレスが遅れましたm(__)m
1万以内に収まりそうですね♪
交換の時は宜しくお願いいたします
Posted by キョンキョン at 2010年04月11日 23:06
初めまして、検索にてたどり着きました。
最近こちらのオートマオイルに興味があり、近くのお店を回ってみたのですがすごく高くて諦めていました。それにレベルゲージからの交換にも不満を持っていました。そこでこちらのお店ではドレンボルトからの交換でしかもお値段が安いと言うことで興味を持ち、質問させていただきます。
車は現行型のDEデミオ,1.3L,4ATなのですが料金は大体いくらくらいになるでしょうか?また、新潟市内からなのですが作業の予約のようなことは出来ますか?
Posted by ゆったー at 2012年11月08日 22:39
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